- 当院の保険適用×2mm切開ばね指手術
- 2mm切開ばね指手術の適応
- 当院の日帰り2mm切開ばね指手術の特徴と比較
- 当院のばね指手術をおすすめする方
- ばね指手術のデメリットもリスクも当院でカバー
- 2mm切開ばね指手術の流れ
- 2mm切開ばね指手術後の経過
- 2mm切開ばね指手術後の注意点
- 2mm切開ばね指手術後のリスクと合併症
- 2mm切開ばね指手術後の家事・仕事復帰はいつから?
- ばね指手術の費用
- よくある質問
当院の保険適用×2mm切開ばね指手術
ばね指の治療には、ステロイド注射や手術があります。
手術の場合、これまでの方法(直視下腱鞘切開術)では約15mmの切開が必要であり、14日ほどの水仕事の制限が生じ、入院が必要になるケースも見られました。
当院で導入している「2mm切開ばね指手術」では、専用のガイドメスを使用することで、傷口が最小限に抑えられます。多くの場合、縫合・抜糸も不要で、水仕事もすぐに再開できます。
なお、2mm切開ばね指手術は日帰りで、保険診療として受けていただけます。
ばね指とは?

ばね指(弾発指)とは、手指を動かす腱・腱鞘で炎症が生じ、スムーズな指の曲げ伸ばしが困難になった状態です。指が引っかかる感じ、伸ばす時に指がカクンと跳ねる等の症状が見られます。悪化すると、曲がったまま動かなくなることもあります(ロッキング)。
2mm切開ばね指手術の適応
手術を検討するのは、主に以下のようなケースです。
- 引っかかり感、痛みによって日常生活に支障が出ている
- ステロイド注射で十分な効果が得られない、再発を繰り返す
- ロッキングが起こっている
当院の日帰り2mm切開ばね指手術の特徴と比較
切開はたったの2mmで出血、痛み、腫れが少ない
専用のガイドメスを使用することで、切開は約2mmに留まり、出血・痛み・腫れとも抑えられます。
縫わないから術後すぐ仕事、家事の復帰が可能
多くの場合、縫合が必要なく、その日のうちから水仕事を再開できます。従来の術式では、10日ほど水仕事が制限されていました。
保険適用でも高度な技術を駆使した手術を
高度な技術が求められる手術ですが、保険診療として受けられます。患者様の経済的なご負担が抑えられます。
エコーで見ながら確実に原因を除去
手術は、エコー下で行います。エコーを用いることで、神経・腱を損傷させない、安全性・確実性の高い手術が可能になります。
治療方法別の特徴比較
| 当院の日帰り2mm切開ばね指手術 | 「エコーを用いない」切らない手術 | 通常の切開をする手術 | |
|---|---|---|---|
| 皮膚にできる傷の大きさ | 約2mm | 約1mm | 1〜2cm程度 |
| 手術時・手術後の痛みの程度 | 少ない | 少ない | 強い |
| 皮膚や皮下組織への負担 | ほぼない | ほぼない | あり |
| 神経や腱を傷つけにくい安全性 | ◎ | × | ◯ |
| 治療の正確さ(切り残し・切りすぎの起こりにくさ) | ◎ | × | ◎ |
| 追加の腱鞘切開が 必要になった場合の対応 |
同一刺入部から可能 | 判断不能 | 切開の拡大が必要 |
| 手術当日に入浴できるか | ◯ | ◯ | × |
|
腱の動き(滑走)を |
エコー下 | 不可能 | 直視下 |
|
◎ | × | × |
当院のばね指手術をおすすめする方
2mm切開ばね指手術は、特に以下のような方におすすめします。
- ステロイド注射で十分な効果が得られなかった、再発した
- 出血・痛み・腫れを最小限に抑えたい
- 大きな傷跡が残るのには抵抗がある
- 水仕事(家事・仕事)をしている
- 仕事の都合などで入院が難しい
- 通院回数を減らしたい
- 仕事やスポーツへと早期復帰したい
ばね指手術のデメリットもリスクも当院でカバー
経験豊富な専門医は、2mmの小さな切開で行う経皮的腱鞘切開術において、以下のような方法でデメリットを最小限に抑えます。
神経・血管損傷のリスクを低減
高精度な超音波エコー
手術に先立ち、患部の腱や腱鞘、その周囲を走る神経や血管の位置を高精度な超音波エコーで正確に確認します。
高い技術力と手術実績
手術実績1,000件以上の院長が、豊富な手術経験に基づいた確実な手技で、神経や血管を避けて病変部のみを切開します。
再発・取り残しのリスクを低減
術中の丁寧な確認
手術中に腱の滑りを綿密に確認することで、腱鞘が十分に切開されたか、肥厚した腱の通りがスムーズになったかを確認します。
的確な判断力
熟練した専門医により、再発の原因となる病変を正確に見極め、的確な処置を行います。
術後の痛みや不快感を軽減
炎症の最小化
精緻な手術は組織への侵襲を最小限に抑え、術後の炎症や腫れ、痛みを軽減します。
術後ケア
術後の経過観察を丁寧に行い、不快感の原因を早期に発見して適切な処置をします。
効果の限界への対応
術前診断の徹底
専門医は手術前に、ばね指の原因が腱鞘の肥厚か、腱自体の肥厚かを正確に診断します。
最適な治療法の選択
腱自体の問題が大きい場合は、別の手術法や追加の処置を検討するなど、患者様お一人おひとりに最適な治療法を提案します。
2mm切開ばね指手術の流れ
STEP01麻酔
指の付け根あたりに、局所麻酔注射を打ちます。
STEP02切開
皮膚に約2mmの切開を加えます。また、狭くなっている腱鞘を切開し、腱を解放します。
STEP03腱の動きの確認
腱がスムーズに動くことを確認します。
STEP04傷口の固定
皮膚の傷口を、テープで固定します(縫合が必要になることもあります)。
手術時間は、約5分程度です。術後、すぐに指を動かせます。
2mm切開ばね指手術後の経過
平均的な術後の経過について、ご紹介いたします。
当日中
手術後から、すぐに指が動かせます。
麻酔が切れると痛みを感じることがありますが、痛み止めを処方いたしますので、ご安心ください。
また、切開に伴う腫れによって、まだ多少の動かしづらさがあります。
2~3日後
痛み、腫れ共に徐々に軽減していき、動かしやすくなります。
1~2週間後
術後の痛みや腫れの症状はほとんどなくなり指がスムーズに動くようになります。
1ヶ月後
痛みは消失し、指の動きも以前と変わらない程度まで回復します。
2mm切開ばね指手術後の注意点
- 手術の当日は、できるだけ、患部を心臓より高い位置に保ってください。腫れの早期軽減に役立ちます。
- 多くの場合、傷口はテープで保護するだけで済みますが、場合によっては縫合が必要になります。基本的に当日から水仕事が可能ですが、医師の指示があった場合には、そちらに従ってください。
- 重い物を持つなど、指や手に大きな負担がかかる行為は、しばらく避けてください。
- 縫合をした場合は、通常1週間後に抜糸を行います。
2mm切開ばね指手術後のリスクと合併症
低侵襲でご負担の少ない治療ですが、以下のような合併症のリスクがあります。
- 傷口からの感染
- 出血・血種
- 神経障害
- 腱の滑走障害(十分に指の動きが改善しない)
合併症が生じた場合も、多くは適切な処置・時間の経過で改善します。
2mm切開ばね指手術後の家事・仕事復帰はいつから?

手洗い・洗い物・洗濯・掃除など、軽く水に濡れる行為・家事などについては、当日中から再開が可能です。
ただし、指や手に大きな負荷がかかる行為(重い物を持ち上げる・重い買い物袋を持つ等)は、数日~1週間程度、避けてください。
デスクワークについては、数日中に復帰が可能です。手を多く使う仕事・手を含め身体に大きな負担がかかる仕事については、1~2週間程度、場合によっては1ヶ月ほど、お休みが必要になることもあります。
ばね指手術の費用
2mm切開ばね指手術は、保険診療として受けられる治療です。
3割負担の方で、自己負担額は7,500円前後となります。使用する薬剤などにより、多少は増減があります。また、初診料・再診料、検査料、リハビリ費用などが別途発生します。
よくある質問
ばね指の手術はどれくらい痛いですか?
当院の「2mm切開ばね指手術」は局所麻酔で行うため、手術中の痛みはほとんどありません。麻酔が切れた後に軽い痛みを感じることがありますが、痛み止めの内服でコントロール可能です。従来の直視下手術と比べても、痛みや腫れは大幅に軽減されています。
ばね指の手術は日帰りで本当に大丈夫ですか?
はい、当院の「日帰り2mm切開ばね指手術」は入院不要です。手術時間は約5分、終了後すぐに指を動かせます。麻酔が切れた後もご自身で帰宅でき、当日から家事や軽作業を行うことが可能です。
ばね指の手術後、どれくらいで仕事に復帰できますか?
デスクワークなど手を酷使しない仕事であれば、数日以内の復帰が可能です。水仕事を伴う方も当日から再開できるケースが多いです。重労働・スポーツなど手に強い負荷をかける場合は、1~2週間の休養をおすすめします。
2mm切開ばね指手術と従来のばね指手術の違いは何ですか?
従来の「直視下腱鞘切開術」では約15mmの切開が必要でしたが、当院の2mm切開法は傷口が非常に小さく、縫合や抜糸が不要なこともあります。術後の腫れや痛みが少なく、早期回復が見込める点が大きな違いです。
ばね指は手術しなくても治りますか?
軽症の場合は、安静やステロイド注射などで改善することもあります。ただし、再発を繰り返す、ロッキングが起こるなど症状が進行している場合は、根本治療として手術が有効です。早期にご相談いただくことで、治療法の選択肢が広がります。
ばね指の再発はありますか?
2mm切開ばね指手術では、エコー下で腱鞘を確実に切開するため、再発リスクは非常に低くなります。ただし、糖尿病や更年期など、ばね指を起こしやすい体質の方は再発の可能性があります。定期的なフォローで予防できます。
エコー下ばね指手術はどんなメリットがありますか?
超音波エコーで腱・神経・血管をリアルタイムに確認しながら手術を行うため、安全性と確実性が高まります。神経損傷のリスクを抑え、腱の通りを正確に改善できるのが特徴です。
ばね指の手術後にリハビリは必要ですか?
多くの場合、手術直後から軽い指の運動を開始できます。特別なリハビリが不要なケースが多いですが、強いこわばりが残る場合や再発予防を目的に、ストレッチ・温熱療法などのリハビリを併用することもあります。
両手のばね指も同時に手術できますか?
状況により同時手術が可能です。ただし、日常生活への影響を考慮し、片手ずつ行う場合もあります。診察時に指の症状や生活スタイルを伺い、最も負担の少ない方法をご提案します。
ばね指を放置すると自然に治りますか?
軽いばね指であれば、一時的に症状が落ち着くこともありますが、根本的に自然治癒することは少ないです。放置すると炎症が進み、指が曲がったまま動かなくなる「ロッキング」を起こすこともあります。早期に適切な治療を行うことで、進行を防ぎ、手術を避けられる場合もあります。