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クーリーフ(準備中)

薬では治らない膝関節の痛みを、低温熱で和らげる

新しい痛み治療「クーリーフ」に対応クーリーフ(CooLief)は、慢性的な関節痛に対して、原因となる神経を“低温熱(約60℃)”で治療する先進的な方法です。
従来の高温ラジオ波焼灼術と異なり、神経を完全に焼き切らずに、痛みを伝える機能のみをブロックします。
そのため、安全性が高く、筋力や感覚を残したまま痛みを軽減できるのが特徴です。
当院では、整形外科専門医がエコーガイド下で正確に神経を確認し、痛みの根本にアプローチします。

Coolief_ターゲット

神経を壊さず“痛みだけ”を遮断する低温熱治療

クーリーフは、高周波電流を利用して神経周囲を60℃前後に温める「低温熱凝固法」です。
熱により、痛みを伝える神経の働きを一時的にブロックすることで、痛みの軽減が長期間持続し、薬に頼らない生活を目指せます。

Coolief_作用機序

 

保険診療で受けられる先進治療

クーリーフは、保険適用の外来治療ですので入院の必要はなく、日帰りで治療が可能です。
慢性的な関節痛に対して、安心して受けていただけます。

再生医療・リハビリとの併用でさらなる改善へ

痛みの原因が取れても、関節や筋肉の柔軟性が失われている場合は再発のリスクがあります。
当院では、PDF-FD療法(再生医療)や理学療法との併用により、痛みの軽減だけでなく関節機能の回復と動作改善までサポートします。

再生医療について
詳しくはこちら

クーリーフが向いている方

  • 膝関節痛が3か月以上続いている
  • 鎮痛薬や注射を続けても痛みが取れない
  • 手術は避けたいが、根本的に痛みを改善したい
  • 膝の痛みで日常生活が制限されている
  • 神経ブロック注射の効果が一時的で終わってしまう

クーリーフの適応疾患(保険適用)

変形性膝関節症

軟骨のすり減りにより、長期間続く膝の痛みが日常生活に支障をきたしている場合に適応となります。
歩行や立ち上がり、階段昇降時の痛みが強く、薬物療法や注射、リハビリを行っても十分な改善が得られないケースで検討されます。
なお、現在クーリーフ治療が保険適用となる疾患は、変形性膝関節症のみです。

Coolief_治療の選択肢

変形性膝関節症について
詳しくはこちら

クーリーフ治療の流れと経過

STEP01診察・検査

まずは医師による診察と画像検査(レントゲン・MRI・エコーなど)を行い、痛みの原因となっている神経や関節の部位を特定します。
クーリーフの適応となるかを丁寧に判断し、治療の方針を決定します。
※MRI検査が必要な場合は、近隣の提携クリニックをご紹介いたします。

STEP02治療前の説明と同意

診察結果をもとに、クーリーフ治療の目的・効果・リスク・経過について医師から詳しく説明します。
内容にご納得いただいた上で、同意書にご署名をいただきます。
不安や疑問点があれば、どんなことでもご相談ください。

STEP03局所麻酔

治療を行う部位(神経の周囲)に局所麻酔を行い、痛みを感じない状態にします。
全身麻酔は不要で、患者様は意識のあるまま安心して治療を受けていただけます。

STEP04クーリーフ施行(低温熱治療)

8透視または超音波装置を使用し、痛みの原因となる神経の近くに電極針を挿入します。
その後、高周波電流を流して神経周囲を約60℃に加熱し、痛みを伝える信号だけを遮断します。
神経を焼き切ることはなく、安全性が高い治療法です。
治療時間はおおよそ30〜60分程度です。

STEP05治療後の確認

施術後、医師が痛みの変化や可動域を確認します。
必要に応じて炎症を抑える薬剤を投与することもあります。
治療後すぐに歩行可能で、しびれや力の入りにくさなどの異常がないかを確認してからご帰宅いただきます。

STEP06帰宅・安静

クーリーフは日帰りで受けられる治療です。
当日は入浴や激しい運動を控え、安静に過ごしてください。
麻酔の影響で一時的に力が入りにくくなることがありますが、数時間で回復します。

STEP07翌日〜1週間後

翌日からは通常の生活が可能です。
軽い痛みや筋肉痛のような違和感が出る場合がありますが、数日以内に自然に落ち着きます。
必要に応じて、理学療法士によるリハビリを開始します。

STEP081〜3か月後

多くの方で、治療後1〜3か月の間に痛みの軽減を実感されます。
効果の持続期間は1年から2年程度が一般的で、痛みが再発した場合は再施行も可能です。
痛みが和らいだ後は、関節や筋肉の柔軟性を保つために、リハビリやストレッチを継続しましょう。

クーリーフ後の注意点

一時的に痛みや違和感が出ることがあります

治療後1〜3日ほどは、神経の反応によって一時的に痛みや違和感、軽い筋肉痛のような症状が出ることがあります。
これは神経が熱刺激に反応しているためで、多くは数日〜1週間ほどで自然に軽快します。

治療当日は安静に過ごしましょう

麻酔の影響で一時的に力が入りにくくなることがあります。
そのため、当日の車・自転車の運転は控え、帰宅後は安静を保ってください。
シャワー浴は翌日から可能です。

痛み止めの服用について

治療後の軽い痛みや炎症を和らげるため、鎮痛剤を数日間内服していただく場合があります。
痛みが落ち着いたら中止して構いません。
薬の服用に不安がある方は、医師にご相談ください。

リハビリは効果を維持するために重要です

クーリーフによって痛みが軽減しても、筋肉や関節の動きが硬いままでは再発のリスクがあります。
そのため、治療後早期からの理学療法・運動療法が重要です。
理学療法士が関節の動かし方や姿勢をサポートし、再発防止と機能回復を目指します。

効果の持続と再治療について

クーリーフの効果は、一般的に1年〜2年程度持続します。
神経は時間とともに再生しますが、再び痛みが強くなった場合には再施行が可能です。
再治療によって、効果を安定的に維持することができます。

異常を感じた場合はすぐに受診を

治療後に強い痛み・腫れ・しびれなどの症状が続く場合は、自己判断せず早めにご連絡ください。
当院では、治療後の経過を丁寧にフォローし、安全性を最優先にサポートしています。

クーリーフの合併症・リスク

非常に稀ではありますが、重篤な合併症

クーリーフは安全性の高い治療法ですが、まれに以下のような合併症が報告されています。

  • 感染(針を刺す部位に細菌が入る)
  • 出血や皮下出血(あざ)
  • 一時的なしびれや筋力低下

いずれも非常に稀な合併症であり、ほとんどの場合は一時的で自然に改善します。
当院では、超音波または透視ガイド下で正確に神経を確認し、安全に治療を実施しています。

比較的よく見られる軽い症状

治療後には、以下のような軽度の症状が出ることがあります。

  • 施術部位の軽い痛みや熱感
  • 皮膚の赤みやむくみ
  • 筋肉痛のような違和感

これらは数日〜1週間ほどで自然に落ち着きます。
症状が続く場合や強くなる場合には、早めに医師へご相談ください。

神経へのダメージは残りません

クーリーフは、神経を「焼き切る」治療ではありません。
60℃前後の低温熱で神経の痛み伝達機能だけをブロックするため、運動神経や感覚神経への影響はほとんどありません。そのため、しびれや麻痺といった後遺症が残る心配はほとんどありません。

安全に治療を受けていただくために

治療時には常に患者様の反応を確認しながら、医師が慎重に操作を行います。
また、衛生管理や温度制御など、安全に配慮した最新機器を使用しています。
当院では、整形外科専門医が責任をもって施術し、治療後も経過を丁寧にフォローいたします。

クーリーフの費用

クーリーフには保険が適用されます。
1割負担の方で、自己負担額は片膝15,000円程度となります。使用する薬剤や治療部位により、多少の増減があります。
なお、初診料・再診料、検査料、リハビリ費用が別途必要です。

よくある質問

クーリーフはどのくらいの期間、効果が持続しますか?

一般的に1年〜2年程度持続します。神経は再生するため、再発時には再治療を行うことで効果を維持できます。

どんな痛みにも効果がありますか?

炎症や神経障害による痛みに有効ですが、骨の変形や腫瘍など構造的な原因による痛みには効果が限定的な場合があります。診察で原因を特定した上で、適応を判断します。

クーリーフを受けられない人はいますか?

発熱や感染がある方、抗凝固薬(血液をさらさらにする薬)を服用中の方、ペースメーカーを使用している方は、治療前に必ず医師へご相談ください。

クーリーフの後に他の治療(注射・リハビリ・再生医療)を受けても大丈夫ですか?

はい。クーリーフ後は炎症が落ち着けば、ヒアルロン酸注射・PDF-FD療法(再生医療)・リハビリを併用できます。痛みの軽減と関節機能の回復を同時に目指せます。

クーリーフの効果が出ない場合もありますか?

神経の走行や痛みの原因が複雑な場合は、効果が限定的なこともあります。
その際は再度検査を行い、別の神経ブロックや再生医療との併用を検討します。

治療後に運動や仕事はいつから再開できますか?

軽い日常動作は翌日から可能です。デスクワークは当日〜翌日、肉体労働やスポーツは1週間程度あけてから再開するのが目安です。

クーリーフは片側だけでなく両側もできますか?

はい。腰や膝など、両側に痛みがある場合も治療可能です。安全性を考慮し、症状や全身状態に応じて片側ずつ行うこともあります。

クーリーフとラジオ波焼灼術は何が違いますか?

ラジオ波焼灼術は神経を高温(80〜90℃)で焼き切るのに対し、クーリーフは低温(約60℃)で痛みの信号のみを遮断します。神経を壊さないため、筋力や感覚を保ちながら痛みを軽減できます。

どのくらいの頻度でクーリーフを受けられますか?

効果が切れて痛みが戻った場合、6か月以上あけて再治療が可能です。繰り返し受けても体への負担はほとんどありません。

クーリーフ施術中は熱さや痛みはありますか?

局所麻酔を行ったうえで治療を行うため、施術中に強い痛みを感じることはほとんどありません。
一部の方では、神経が熱に反応してじんわりとした温かさや軽い違和感を感じる場合がありますが、痛みというほどではなく、数分で落ち着きます。
温度や刺激の強さは常にモニタリングしながら行うため、安全に受けていただけます。